以前紹介しましたように人間は酸素なくしては生きることはできません。抜け毛と酸素など全く関係ないとお考えかもしれませんが血行が悪い体の場合に当然その影響が髪に現れる可能性があります。タバコが髪に悪いと言われているのはそのためです。
それでは酸素を効率良くすれば髪がよくなるのか?その可能性は十分あります。
先にお話をした赤血球のヘモグロピンは人体の血管の98%を占める毛細血管よりも大きいものですが形を変える能力に優れていて末端の毛細血管(頭部など)をすり抜けて血行を促進してくれます。よくテレビで見るドロドロ血液などは酸素不足や高コレステロールによって赤血球が血管内をスムーズに通ることができないために起こる現象で近年若い方たちに増えている抜け毛や薄毛などを引き起こす要因としてはコレステロール値の高くなるような食生活なども問題になっています。
さらにタバコの煙には4000種類の有害物質が含まれていてその中でも車の排気ガス並の一酸化炭素濃度があるといわれています。一酸化炭素はヘモグロピンと酸素の結合を妨害するので喫煙者は慢性的に酸素不足状態になります。
アルコールを体内で分解する際にアセトアルビドという物質が生成されてしまいこれが二日酔いなどの原因といわれています。それが水と炭酸ガスに分解されるのですがその時に酸素が必要となりお酒を飲めば飲むほど酸素は消費され飲酒状態は低酸素状態になってしまいます。
人間は二十歳を過ぎると肺の成長や発達が止まりそれ以降は彼にに伴い肺機能は衰え肺活量も落ちていきます。通常学生のころのように運動やスポーツができなくなったといわれるのはそのためで運動不足や体重の増加などは酸素不足に拍車をかけます。
スポーツ時の必要酸素量は通常呼吸の5倍から10倍と言われ、酸素は食物の栄養素をエネルギーに変える役割を酸素が行っており疲労感なども糖分がエネルギーに変わる際に発生する乳酸の蓄積が原因になります。その乳酸を水と炭酸ガスに分解させるときにも酸素が必要でこのようなことからベッカムやハンカチ王子などが高濃度酸素カプセルを使用することで連日の試合の疲労を克服しコンディションを整えるために利用したことは皆さんご存知だと思います。
酸素といわれれば当然大気に存在するものであって人間が生きていくうえで必ず必要だということは小学生の時に習うことでしょう。ですがその本来の役割や血行を促進し健康を保つためにはもっとも重要なものです。
タバコ、お酒、疲労、運動不足、高カロリーの食生活などがどれだけ血行を悪くすることや赤血球が毛細血管という細い管を通る際に酸素の助けがなくしては行われないかを再確認いただけたと思います。
実際特殊な顕微鏡を使い爪の際を拡大すると酸素バーなどで利用する高濃度を酸素吸引前と後で、どれほど赤血球のめぐりがよくなっているか確認いただけます。
生活習慣を正したり、体に害になるものを排除することは髪の源である血液をどれだけ効率よく毛乳頭に届けるかに大きく左右いたします。

異常な抜け毛や症状2


