プロペシア(AGA)や発毛クリニックに対する疑問


僕の知り合いで数年前より髪の薄さに悩まされていた人がいました。1年ほど頭皮エステに来店いただきておりましたがその後、転勤のために地方に引っ越してしまいました。

医療関係の仕事に就く彼は赴任先の近くの大阪で発毛クリニックの存在を知り、指定された検査の後プロペシアと5%のミノキシジルといった決まった処方を受けてこの一年間医師の指示の元、治療を続けました。

発毛クリニックはプロペシアと血行促進目的の育毛剤の使用を薦めます。これは海外では当たり前のことです。ところが日本ではプロペシアの正しい使用方法を理解していない内科や皮膚科が多く、ほとんどの場合、プロペシアだけの服用しか話をされません。

当然、発毛クリニックのほうが幅広い知識を備えていますしHPでは男性ホルモンの受容体という検査などをしてサプリメントなども薦めているケースがあるようです。ですが投薬を受けるだけで具体的な頭皮エステやケアを行ってくれないのが現状です。

前にも話しましたプロペシアには副作用などの心配もあります。そこで大体の場合6ヶ月間薬を飲み続け、抜け毛の量の増加などを確認した後にまた6ヶ月間の投薬の判断をします。

今回僕の知り合いは1年間のプロペシアとミノキシジルの併用を続けました。結果は本人が満足いくものではなかったようです。ひとつに頭頂部ということもありミノキシジルの5%を使用していたこと。これには大きな疑問が残ります。現在アメリカでは頭頂部でも状態に応じて15%や12.5%にするのが当然であり、頭頂部だから5%というのは数年前までの考え方でした。

発毛クリニックの男性ホルモン受容体検査にも少し疑問が残ります。根本的に血液検査などで男性ホルモンにおける髪への影響などを証明するのはまだ困難だとされていますが多くの発毛クリニックではこのような検査を元に薬を処方しているので効果が期待できると宣伝しています。

極論をいってしまえば男性ホルモンは確かに髪に悪影響を与えますが一部研究機関の学会発表によると前立腺がんにより前立腺などを切除した患者さんでも抜け毛が止まることはあっても髪が戻るということはありえないと報告しています。

他の病気でも医師や研究者の間での意見の対立は常におこります。正直どちらが正しいかという判断は難しいでしょう。ですが一年間、男性ホルモンを抑制する薬を飲んでいて、悪化しているような印象は受けませんでしたが劇的な回復をしたという感じもしません。

多くの方が男性ホルモン型の抜け毛や薄毛に不安を抱えておられることでしょう?プロペシアの効果には当然個人差はありますが副作用を含め、一年服用を続けても今回のような結果なのかと少し驚きました。

前回紹介をしたビールホップのような女性ホルモンを局部的に増加させたり、新たなケア方法をさらに模索していく必要を痛感しました。

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