気温の上昇による頭皮のトラブルを最近ブログで紹介しています。今回は局部的にどのような症状が現れ、原因や対処法などをお話します。
もっとも多いケースが生え際のトラブルです。髪が薄くなりやすい、前頭部。特に外出が多く汗や皮脂が関連しやすい生活環境やお仕事の方でみられるケースです。中学や高校時代にニキビができたり現在でも夏場になるとおでこに赤みや軽度の湿疹が起こりやすい方はけして少なくないと思います。
生え際やおでこは元々、皮脂や汗の分泌が活発でハンカチで汗を拭いたり脂取り紙を使用する際、自然と手が伸びるのはおでこになります。これは顔の中でもおでこや生え際などは毛穴が多く、分泌される量が顔の他の部分に比べると桁違いだということが関係しています。
さらに前頭部の生え際などが気になる方の多くが前髪で生え際を隠す傾向にあるため、通気性が悪く、髪に付着した汚れなどがおでこや生え際に接するので衛生面からもけして良くない場合があります。それに生え際などをしっかりと洗いたくても髪に余計な洗剤が付着したり濡れてしまうといけないので洗いが不十分であったり皮脂や汗の分泌量に対して一日一回の洗いでは状況を打開できないこともあります。
商品なども重要で、髪が薄くなっていれば頭皮に使うためにお使いになるシャンプーやケア商品は良いものを選んでいても顔となると数百円の簡単な洗顔をつかったり洗い方も雑になっているケースが生え際などの赤みやトラブルに拍車をかけます。シャンプーやクレンジングローションも大半の場合が頭皮を前提に作られており、皮脂や汗の酸化も頭皮を想定して製造されているので生え際の顔の分泌量では対処ができないケースがあります。
このような場合、イオン導入器をお持ちの方には髪が生えていないおでこの部分までご利用をおすすめすると赤みや炎症で夏場になると必ず悩まされていたのが解消されたというお話を良く伺います。さらに頭皮のケア商品ではなく、洗顔やおでこの皮脂や汗から起こる炎症を抑えるローション(基礎化粧品)による生え際周辺のケアをお勧めする場合もあります。
この二つは大変効果的で後者の洗顔やローションであればトラブルを起こす夏場だけの使用でもかまいません。
どちらにしても重要なのは皮脂のコントロールになります。人間の根本的なメカニズムとして生え際の皮脂や汗の量の多さは克服できないことを考えれば適材適所のケアが大切です。1,2cmで顔という扱いになるか頭皮という扱いになるかには個人差があります。その境目であるからこそケア方法は慎重になる必要性は増すことが多いです。

髪に対する考え方


