BBSなどの書き込みで最近20代後半の方たちのプロペシアの服用後のご相談が増えてきていますしこれから服用をお考えの方もいると思います。
今年の6月にプロペシアを一年服用した僕の知り合いの状況を紹介したり、1月にはAGA自体の考え方を紹介したブログがあります。カテゴリーとしては男性ホルモン対策にしてありますが再度、簡単にご説明したいと思います。
男性ホルモン対策のブログ http://kaminonayami.net/blog/cat51/
一昨年より日本でも処方が開始されたプロペシア。主な役割は体内における男性ホルモンの抑制です。血液中のたんぱく質が毛乳頭において細胞分裂を繰り返し髪へと成長するのですがこの邪魔を男性ホルモンがすると言われています。
この薬自体はアメリカで前立腺肥大の薬として開発され、その実験段階で抜けていた髪が復活したということから毛髪のための転用を10年ほど前からはじめました。最初はこの薬、単体で髪が回復するといわれておりましたがその後、研究によってプロペシアの服用は男性ホルモンによる悪影響を制御する力があるのは確認されていますが他の抜け毛の原因(毛根の皮脂の根詰まり、血行不良)に関しては別の対処が必要だとわかり、アメリカなどでプロペシアを処方される際には必ず育毛剤の使用が不可欠との説明を受けます。
さらに育毛剤の使用に当ってもそうですがいつもお話をするように毛根などの状態が良くなければ当然浸透性は悪く、育毛剤の本来の効果を果たさないばかりか塗っていても無駄な状況のケースがあります。プロペシアや育毛剤をご利用いただいていたとしても皮脂などのコントロールができていなければ根本的な解決になりません。
プロペシアは皮膚科ばかりではなく内科などでも簡単に処方されていますが詳しい説明をされていないケースが多いようです。6ヶ月単位で服用の継続または中止を決めているようですがせっかくその間、服用いただいていても、基本的なケアや育毛剤を使わなければプロペシアの本来の有効利用になっていませんしこれはこの成分を開発したアメリカではすでに7年も前から言われていることです。
生活改善薬であるプロペシアは病気に対して処方されるお薬ではないこと。副作用などの注意点の説明は受けても飲む、飲まないは自己責任であること。保険適用薬品ではないので処方に当っての厚生労働省から本当にこの薬が必要かどうかのチェックが入らないので容易に処方をしてしまうこと。
内科だけではなく皮膚科や発毛クリニックなども皮脂の排除などのノウハウやプロペシアと併用利用する育毛剤に対する知識や薬品がないこと。
様々な要素が重なりあってしまい、現在の日本では正しい形でのプロペシアの利用方法の説明を医師が行っていない場合があります。せっかく毎日決められた薬を飲んでいるのにも関わらず、正しい情報提供がされていないために期待しているような効果を得られずにいる方が沢山います。
現在プロペシアを服用されている方や今後検討している方など、飲むだけではどうにもなりませんのでしっかりと育毛剤や日々の頭皮や毛根のケアを同時に行ってください。

夏場に起こるもうひとつの頭皮トラブルの自覚症状


