薄毛の回復


昨日、某大学病院のお医者様とお話をしていた時にプロペシアについてお話をしてみました。その病院は日本でも抜け毛に対する様々な研究をおこなっており、大豆イソフラボンやカプサイシンの有効性などを発表している病院です。

その方の専門は肝臓なので別分野になるのですがやはりプロペシアの副作用などを心配されていました。近日中にその方の紹介で現在大学病院の研究チームの一員の先生とお会いすることになると思うのでさらに詳しいことは近日中にご紹介いたします。

プロペシアだけではありませんがやはり抜け毛を防ぎ、薄毛を良くする方法に関して、意見は様々です。先日も御来店いただいたお客様の頭皮をチェックしたのですが必要以上のケアを薦められていて、また説明不足から間違った認識をその方に持たせてしまったケースがありました。薄毛や抜け毛に対する不安を打ち消すのは容易ではありません。実際僕が見た限りでは自宅でおこなうケアで十分状況を打開できる程度の皮脂の付着でした。大切なのは誤解を招かないように注意をしたり、相手の方に分かりやすく、現在の状況を説明することが重要だと思います。

当然プロペシアを推奨する医療関係者の方が多いのは事実です。ですが仮にこの薬が保険適用薬品で副作用などを含め、本当にその人に必要かと問われたらきっと全く違う答えがでると思います。それは保険適用の場合には飲ませる側の責任も当然あるからです。

他にもメールで相談いただいた方が某育毛サロンの無料チェックに行かれたそうです。抜け毛の原因や現在の状態などを含め説明を受けたそうです。その中で後頭部の頭皮の温度に対して、前頭部や頭頂部の頭皮の温度が低いとの指摘を受け、それも抜け毛の要因のひとつだといわれたそうです。

正しくは人間であれば誰もが後頭部や側頭部に比べて前頭部や頭頂部の温度が低いのは当たり前のことなんです。サザエさんの波兵のような抜け方をしている人がたくさんいますが側頭部や後頭部は太い血管が通っていて、血液濃度も高く、頭皮の温度が高いです。ところがここから毛細血管を通って前頭部や頭頂部に血液が供給されるために血液濃度も低く、頭皮の温度も低くなります。血液濃度の差が髪が抜ける箇所に大きく関係しているのですが消して今回の相談者の方だけに起こっている現象ではありません。

育毛剤の塗布、レーザーや高周波の使用、それにシャンプーブラシやマッサージなどによる血行促進が前頭部や頭頂部に必要なのはまさにこれが原因です。

逆を言ってしまうと抜け毛や薄毛に対する不安から様々なサイトをみて、自分の状態を勘違いしている方がいるのも事実です。色々な書き込みから自分の薄毛は既に対処の方法がなく、絶対に回復しないと誤解しているケースがあります。自分に与えているプレッシャーやストレスを取り除く一番の方法は現在の状態を正しく理解し、対処方法があることを知る必要があると思います。

先日も過敏症の頭皮の状態で長年ケアのアドバイスをさせていただいていた方がいます。丁度去年の秋頃に冬場を見越して水分補給をおこない、過敏症が悪化しないようにビタミンCのシャワーヘッドをおすすめしてご利用いただいておりました。

今年に入り、かゆみなどがあるとの事だったのでカメラをお送りして画像を録画いただき後日確認してみると驚くことに完全に脂漏性の皮膚に変わっていました。考えられることとしてはビタミンCのシャワーヘッドで過敏だった肌の水分バランスが整ったのはよかったですが例年であれば当たり前のようにシャンプーの回数を減らしたり、クレンジングローションやブラシなどの使用回数を減らすことに慣れていたので分泌されていた皮脂がそのまま残る形になっていたのだと思います。

今までであれば冬場にかゆみやフケがでれば当然過敏症が原因だったのでそのようなケア方法が習慣的に身についていたのでおこなった事だと思います。ところが頭皮の状態は予想をしていたのと全く違っていて皮脂がびっしりと付着していて、かゆみやフケは脂漏が原因でした。幸いにもこの方は数ヶ月おきに定期的に頭皮のチェックをさせていただいているのですぐに必要な変更をお勧めできました。

薄毛を良くするには必要なケアをしっかりと行うことです。過剰なケアは副作用が伴ったりすることがあります。不十分なケアを繰り返していても一向に良くならないのは当然です。最善なケアを行っていてもその時の頭皮の状態や環境などによって状況が一転している時もあります。

その時々に必要なことを確実に行っていくことが回復の一番の近道ですし余計な負担(出費、ストレス、手間)を軽減できます。

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