髪がより多く抜ける秋だからこその注意


全国から髪の抜け毛や薄毛の相談をメールや電話、直接の来店でお受けする中で、色々な問題が多数存在する事を改めて感じます。

インターネットの普及で特定の悩み事があると簡単に検索ができる現在、必要な情報を得て自分なりに対処をしたいと考えるのは当然の事です。所が思い込みや間違った情報に振り回されていたり、自分たちの都合の良い解釈を説明しているサイトがあまりにも多いように感じます。それと同時に抜け毛や薄毛専門と宣伝しながら実情は全くデタラメな判断や対処方法を薦めているお店や病院があります。

先日ご来店いただいたあるお客様は数年来頭皮の異常に悩まされて皮膚科を受診。脂漏性の炎症ということでシャンプーとローション、それに塗り薬をもらったそうです。当然ご本人もインターネットで脂漏性について調べて日々の生活での改善も怠りませんでした。半年が経過して、改善が見られなかったので育毛やスキャルプを専門としているお店を見つけ、同じように来店し、今度は頭皮をカメラでチェックしてもらった上で脂漏性と言われたそうです。

そのお店で脂漏性へのシャンプーやケア商品を購入。スキャルプエステも受けたそうでまた半年間、ケアを続けたそうです。

所がご本人が感じている違和感が改善される事はなく、数回のメールでのやり取りの後、名古屋までご来店いただきました。診断した結果としてはご本人が皮膚科と育毛を行っている美容院で言われた脂漏性ではなく、過敏性の頭皮の状態でした。その方はこの一年間、全く逆のケアに取り組んでいたことになります。

皮膚科での判断には確かに限界があると思います。肉眼で頭皮を確認しても赤みや付着物などがあるかどうかの確認だけでそれが脂漏性であるか過敏性であるかの判断は不可能です。所が最近、多くの美容院や理容店がカメラを導入し、お客様の頭皮をチェックして、アドバイスや商品を薦めるのですがこの多くが知識や経験のなさから間違った商品選択やケアを薦めている場合がとても増えています。

お客様からすれば、美容師や理容師は髪のスペシャリストとお考えの方がいると思いますが地肌を見て、状態の判断をするような教育は一度も受けていません。それなのに凡その見当で頭皮を確認して、自分達に都合の良い解釈で対応しているお店が増えています。

また発毛クリニックとして日本全国の主要都市に点在する皮膚科もあります。以前よりさまざまな問題についてはこのブログでもご紹介をしてきましたがこの前、ある女性のお客様とお話をしていた所、フィナステリドの使用も治療の可能性のひとつとして説明を受けたそうです。

アメリカではフィナステリドは発売されて10年以上になりますが現在でも女性の服用は強く禁じています。それ所かご主人がフィナステリドを服用していて、奥様が妊婦などの場合、間違って薬が割れた状態で放置されていたら触らないようにとまで厳重な注意を受けるほどです。

日本の皮膚科や内科でもフィナステリドの処方が開始され、十分な注意やアドバイスを受けておらず、せっかく服用していても効果がないという話は良く耳にしますが本来であれば処方を禁じられている女性にまでフィナステリドの使用を示唆している発毛クリニックがあると聞いて、正直驚いたばかりではなく、なんらかの対処を講じてもうらわないと危険なのではないかとさえ思います。

その方は幸いにもカウンセリングだけで帰ってこられたそうですがもしかしたらそのクリニックに通っている女性の方で現在フィナステリドを服用している方がいるとすればこれは医療ミスにも近い内容になってしまいます。

肩書きや規模によって、どうしても言われたことを信じてしまうと思います。安易にサイトに書かれている文書や内容を信じるのも危険ですがもしお話を聞いていて、少しでも疑問を感じるようなことを言われたら即決せずに話を再度、聞きなおしてみたり、とりあえず改めて考えてみることはとても重要です。


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