医師によるレーザーを用いた治療を一般の方が耳にするのは手術によるレーザーメスや永久脱毛などの高出力レーザーになると思います。現在日本においてもレーザーを用いた新しい医療の形の研究が進んでおり、日本レーザー学会などはレーザー専門医などを認定する準備を整えているようです。
医師も携わる科によってレーザーの利用目的は様々です。外科的手術におけるレーザーの使用はどこの病院でも行われていますが現在では歯科で低出力レーザーを用いての治療が行われており、昨年オーストラリアでは週三回ほどの低出力レーザーの照射による痛みの緩和などの研究発表が行われ、イギリスの医学誌などで大きく取り上げれられました。
首の痛みに対する低出力レーザーを用いての痛みの緩和治療について、オーストリアの研究チームの発表
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2663750/4909043
歯科口腔外科などにおいて様々な症状に対し低出力レーザーを用いての治療効果の症例。
http://www.hi-dent.net/01/data11_6.html
日本レーザー学会 発表
http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jslsm/30/1/_contents/-char/ja/
ここで重要なのはこのように様々な学会や研究機関で行われた実験や治験データが公表され、それらを他の研究者たちがその信ぴょう性を確認することだと思います。
低出力レーザーの育毛に対する研究や効果は残念ながら日本ではほとんどされておりません。これは他の病気を含め、自由診療が値付いていない日本において、厚生労働省が病気として認めていない薄毛や抜け毛に対し、診療費の請求などがどのように設定するかが困難であるからです。これは薄毛だけではなくガンの最新治療薬やより高い精度が可能とされる遠隔ロボットを使った手術が300万円となる中、人間の手を使っての手術であればリスクは増すものの保険適用で行えるという差があります。
その選択肢を患者自身が決める時代が訪れており、患者望む医療を受けるという意識がまだ日本では広まっていないことがその背景にあると思います。
先に御紹介をした低出力レーザーの歯科への導入や慢性的な痛みの改善だけではなく、日本でも様々な分野で医師が低出力レーザーの治療の可能性を研究しております。
その中でアメリカを含め海外では同様の研究を育毛に突起しておこなっている研究機関が数多く存在し、その治験または臨床データが学会や専門誌で発表されております。
低出力レーザーもその波長によって役割や効果が全く異なります。育毛用に発売されている育毛器において800ナノメートルの低出力レーザーの波長を用いて回復すると説明している商品がありますが少なくとも育毛に対して有効であると承認されているのは640から660ナノメートルのレーザーを使用している機械です。
この波長は大きな意味をもち、今回ご紹介をしている歯科で使用しているレーザーと痛みを緩和するためのレーザーではこの波長が全く異なります。さらに特定の波長を見つけ、それをどれだけの頻度でどれくらいの時間当てることによって効果があるのかを検証するのに大変長い時間がかかっております。
新薬の承認が通常半年から1年で済むアメリカで低出力レーザーの育毛をFDAが認めるかどうかに4年もかかったのは本当にこのようなレーザー育毛器で髪が生えるのかどうかを検証する必要があったからです。その為にアメリカ全土にいる低出力レーザーを推奨する医師が自らの研究や治療データを提供し続けようやく2007年に認められることとなりました。
今後日本においてもLLLT(ローレベルレーザーセラピー)は様々な医療分野で耳にする可能性がある治療法の一つになると思います。
興味のある方は一度LLLTと検索をしてみてください。
ご相談の際には下記にメールをください。
yokoi@kaminonayami.net

薄毛の原因や効果の判断 (遺伝子検査についての報道)


